院長ブログ

院長ストーリー① 鍼灸との出会い

私が鍼灸師を目指すきっかけはフィットネストレーナーだった頃に、ひとりの女性に出会ったことです。

その女性は週に2回のダイエットプログラムを受けていたのですが、毎月必ず1回はキャンセルの電話がかかってきてひどい時には1週間も連絡がつかない時もありました。
何か月もそのような状態が続いた為、彼女のことが心配になった私は思い切ってその理由を尋ねてみることにしたのです。

すると、彼女は恥ずかしそうに「生理痛がひどくて体調を崩して寝込んでしまうんです。」と言いました。

彼女はトレーニングをしている時も自分を追い込むようなタイプでしたし、普段の会話でも元気で大声で笑うようなタイプでしたので失礼な話ではあるのですが意外だなぁと思いました。

これだけ普段は元気なのに月に1回は寝込むくらい体調が悪くなるなんて、どこか悪いところがあるのかもと思いつつも病院で調べてもらっても異常はないみたいだし、私にできることはトレーニングを軽くしたり、休ませたりすることぐらいでした。

当時、私はスポーツクラブには元気な人が通うイメージがあり、実際にそこまで体調を崩すようなクライアントさんはいませんでした。

彼女との出会いをきっかけに、私はトレーニング指導の他にクライアントさんの健康を改善できたり、向上できたりする方法は何かないかと考えるようになったのです。

そんなある日のこと、私は自分自身のトレーニングの最中に腰を痛めてしまいました。
整形外科に行ったものの何時間も待たされたあげく「骨は折れてないですね。」の一言で痛み止めを出されるだけ、整骨院で電気をかけたり整体に行ってもみましたが全然良くならず、毎日通うのが面倒になっていました。

いよいよ、打つ手がなくなった時、先輩から「鍼はやってみた?」と声をかけられましたが注射が嫌いな私は「身体に鍼を刺すなんてありえない。」「絶対、痛いに決まっている。」と思い躊躇していました。

しかし、腰の痛みが悪化した為にそのようなことは言っていられなくなり、嫌々ながら鍼を試してみることにしたのです。

恐る恐る鍼灸院に行ってみると、優しそうなおじいさん先生が施術をしてくださいました。

最初は緊張していたものの、いざ鍼を打たれると想像していたものと違い多少はチクッとするものの痛いというようなことはありませんでした。

施術後は腰の痛みも和らぎ、今まで受けてきた施術の中で一番効果があると感じ、私はこの鍼灸院に通うことにしました。その後、何度か鍼灸院に通い続けているうちに「鍼灸にはどんな効果があるのか?どんな症状に効くのか?」と興味が湧いて来ました。

何度目かの施術の際に先生に鍼灸に興味をもったことを伝えると、先生は「鍼はすごいよ~。余り知られていないけど風邪とか喘息とか胃のむかつきみたいな症状は簡単に治るよ。」「後は片頭痛とか女性の生理痛とかにもよく効くね。」「小島くんはトレーナーやっているんだよね。スポーツやっている人も鍼好きな人多いし、鍼やってあげれば体調も良くなるから面白いかもよ~。」と答えてくれました。

「スポーツをやっている人は鍼が好きだし体調も良くなる・・・」「女性の生理痛にもよく効く・・・」この2つのキーワードを聞いて、私は例の女性のことが頭に思い浮かびました。

もしかすると、トレーニングをしながら鍼灸施術をしてあげたら、彼女のダイエットも生理痛の悩みも同時に解決できるのではないかと思ったのです。

それからの私の行動は早く、早速、鍼灸の専門学校の資料を取り寄せ、鍼灸に関する本を買って読みました。
本には「鍼灸で現代医学では良くならない症状が改善した。」「世界的にも鍼の効能が認められている。」などの内容が書いてあり「鍼灸には様々な可能性がある。」と感じた私は鍼灸師になるために専門学校への入学を決めました。

院長ストーリー②『鍼は東洋医学ではない!?』