院長ブログ

院長ストーリー⑤ "患者様の想いを診る"鍼灸施術

心がないと言われて悩み続けた私は原点に戻ることにしました。

私の原点はフィットネストレーナー時代にあると思い、昔を思い出すために久しぶりにトレーニングを始めました。
ジョギングをしながらあれやこれやと考えているうちに、なぜ自分が鍼灸師の資格を取ろうと思ったのかを思い出していました。

考えてみれば鍼灸師になるきっかけは、原因不明の生理痛で体調不良になる女性を健康な身体にしてあげることでした。

そして、健康な身体になった先には「ダイエットを成功させて彼氏と結婚する。」という彼女の想いがあることを思い出したのです。

よくよくフィットネストレーナーの仕事をしていた時のことを思い出してみると、ダイエットにくるクライアントさんは、ただ痩せたいだけでなくて、「結婚式が控えているからお気に入りのウエディングドレスを着れるようになりたい。」「昔、着ていた洋服をもう一度着れるようになって10年ぶりに旦那さんとデートしたい。」など、ダイエットに成功したその先の想いがあるのです。

これと同じことが鍼灸治療にも言えると今更ながら気付いたのです。

そのことに気付いた私はそれからは患者さんの症状を改善させるのはもちろんのこと、症状を改善して何がしたいのか?、症状が出ることで何に困っているのか?をしっかりと聞くようにし、症状だけでなく患者さん自身に目を向けて治療をするようになりました。

また、「普段、どんな姿勢で仕事をしているのか?」「症状以外にどんなことに悩んでいるのか?」「ちゃんとご飯を食べているのか?」「しっかりと眠れているか?」と、患者さんの生活習慣について追究することで症状や患者さん自身の本質が見えてくるようになりました。

東洋医学の世界では「食事」「睡眠」「排泄」など身体の働きがしっかりとしていれば病気にならず、仮に病気になったとしても身体の治癒力が働き、早く病気を治してくれると考えられています。

そのことをしっかりと考慮し生活習慣を含めて症状だけでなく患者さん自身を改善させることで根本から症状を解決することができるようになりました。

そして患者さんと向き合い症状が治った先にある想いを知ることでより深く患者さんに沿った鍼灸施術ができるようになったのです。

鍼灸師になって数年経ちましたが、ここに来てやっと自分の目指す鍼灸師に一歩近づけたと思います。

院長ストーリー⑥『女性に優しい鍼灸院へ』