院長ブログ

妊活中や妊娠中の方は控えたい茄子。

こんにちは。
あまね鍼灸院の院長、小島です。

いよいよ7月に入り夏本番を迎えますね。
まだまだ梅雨が明けずにジメジメしていますが春に植えた夏野菜たちが元気に実をつけ始めました。

毎年、この時期は朝起きて野菜の収穫をするのが楽しみなのですが今日は小茄子が採れたので早速、塩もみををしてぬか漬けにしてみました。

さて、夏野菜の代表でもある茄子ですが栄養がなさそうで好きではないっていう人もいるのではないでしょうか?

僕も子供の頃は好きではなかったのですが大人になって料理をするようになってからは麻婆茄子や煮びたし、てんぷら、漬物、焼き茄子にラタトゥイユなど色々な料理に使えるので食べるようになりました。

そんな食材としては便利な茄子ですが東洋医学(薬膳)から見るとこんな作用があります。

①体にこもった余分な熱を収める

夏野菜は水分が多く体を冷やす性質があるものがほとんどですが茄子も同じです。
気温上昇によるのぼせや熱中症の予防になります。

②出血を防ぎ、腫れや痛みを止める

のぼせて鼻血が出てしまうような熱による出血を止めてくれます。
また、古代中国では茄子の花が自然と枯れたものを焼いて灰にして歯茎に塗ると歯痛が収まったそうで茄子の茎や根などは薬としても用いられてたようです。

③水の巡りを良くしてむくみを改善

キュウリと同じようにほぼ90%が水分でできている茄子なのでやはり利尿作用が強いです。カリウムも含まれているのでキュウリと一緒ですね。

古代中国の百科事典には「茄子は寒の性質が強い食べ物でたくさん食べると必ずお腹が痛くなり、下痢になる、婦人はよく子宮を傷める。」と書かれていたため妊婦さんや結婚したお嫁さんには茄子は良くないとされています。

特に秋に採れる茄子は陰の気(冷たい気)が蓄えられているので「秋茄子は嫁に食わすな」と言われたのではないでしょうか。

東洋医学では子宮が冷えると不妊になりやすいと言われているため妊活している人は茄子を食べるときはお味噌やショウガ、お肉など体を温める作用の強い食べ物と組み合わせて茄子の冷やす性質を中和させてあげると良いでしょう。

妊娠中の方は子宮が冷えると胎児の成長に良くないので食べるのを控えるのが良いです。

ちなみに現代栄養学では茄子の皮の紫色にはポリフェノールが含まれているので抗酸化作用が強くアンチエイジングに良いとされているので皮ごと食べるのがおススメです。ただし水に溶けやすいので油でコーティングしてあげると効率よく摂取できますよ。茄子を使った料理って揚げたり、油でテカテカになるくらい炒めたりするものが多いですが実は理にかなっているんですね。