院長ブログ

足腰が弱ってきた気がすると思ったら栗を食べよう。

こんにちは。
あまね鍼灸院、院長の小島です。

10月に入りましたが残暑が厳しく日中は汗ばむ陽気ですね。
とはいえ、もう秋ですしスーパーにはきのこやブドウ、柿など実りの秋を感じさせるものが並んでいます。

僕も先日、栗を頂いたので栗ごはんを炊いて秋を感じさせて頂きました。

さて、そんな秋を代表する食べ物の栗ですが東洋医学の視点(薬膳)から見るとこんな作用があるんです。

①足腰を強くする

東洋医学では栗を食べると腎の気を補うことができると言われています。
腎は足腰に関係する内臓で腎の機能が弱くなると足に力が入りにくくなったり腰が重くなったり痛くなったりします。

古代中国の本には「栗を生で食べれば足腰が不随になるのを治す」と記述がありますが現代では生で栗を食べることは滅多にないですよね。

②胃腸を丈夫にする

胃腸を丈夫にし慢性の下痢に良いと言われています。
ただし、消化がしにくいので便秘の人はたくさん食べないように気を付けましょう。

古代中国の本には「子供には栗をたくさん食べさせてはいけない。生は消化しにくいし、熟したものは気が滞り胃が物を受けつけず吐き戻しやがて病気になる」と記述がありますでお子さんにたくさん栗を食べさせないようにしましょう。

③血の巡りを良くする

うっ血による出血に効果があると言われているので内出血しやすい方にオススメです。

古代中国の百科事典には「筋や骨の断砕(肉離れや骨折)、腫痛や瘀血(おけつ:血の滞り)を療するには、(栗を)生で噛んで塗るのが有効である」との記載があります。実際に生の栗をすりつぶして傷口に貼ると治りやすいとの民間療法もあったようですが肉離れや骨折が治りやすくなるかは謎です・・・

この他にも「乳飲み子に栗を食べさせると歯が生えて来なくなる」という記述もありました。

昔の中国では栗を生で食べていたようで、子供には食べさせてはいけないという記述が多くてびっくりですね。
また、今日紹介したのは実の作用ですが樹皮は漆かぶれに効いたり葉っぱは喉の腫れに効いたりと薬として使用されています。

西洋医学からみても栗の渋皮にはタンニンがたくさん含まれていて癌細胞が増えるのを抑えてくれる働きがありますので、栗は木から果実まで薬になるスーパーフードですね。

渋皮煮や栗ごはん、栗きんとんにモンブランと美味しいものに変化する栗ですが消化が良くないということを頭に入れて食べ過ぎないように堪能しましょう。