鍼灸・整体・カイロを融合させた施術とは

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慢性痛を効果的に改善するためには、原因と施術方法を一致させることが不可欠です。
そのためには、筋肉、関節、内臓や神経といった多岐にわたる痛みの原因に対応する施術が求められます。以下に、鍼灸、整体、カイロプラクティックの3つの施術方法の特長と、それらを組み合わせたケアの重要性を解説します。

①筋肉や自律神経の緊張を和らげる"鍼灸"

鍼灸

鍼灸は、奈良時代に中国から伝来した治療法で、鍼やお灸を用いて筋肉や自律神経へのアプローチを行い、自然治癒力の向上を目指します。特に鍼治療は、指の届きにくい深層筋や細かい部位に正確に作用します。
また、鍼による微細な傷やお灸による軽い火傷は、脳に「身体に傷ができたから治さなければならない」と再認識させる効果をもたらします。この治癒反応が慢性痛に適しており、痛みを緩和する助けとなります。

②内臓や脳などの機能を正す"整体(オステオパシー)"

整体

整体は、日本では幅広い手技療法を指しますが、当院ではアメリカ発祥のオステオパシーを採用しています。オステオパシーは、身体の本来の機能を回復させることで、痛みや不調を改善する施術法です。
特に当院では、内臓の動きを正常化する"内臓マニュピレーション"や、頭蓋骨や脳の歪みを整えて神経の伝達を正常化する"頭蓋療法"を用います。鍼灸では間接的に内臓や脳にアプローチできますが、オステオパシーは直接施術できる点で優れています。

③固まった関節を動かす"カイロプラクティック"

カイロプラクティック

カイロプラクティックは、アメリカで生まれた手技療法で、特に背骨や関節の矯正に特化しています。神経の流れを改善することで、身体の痛みや不調を取り除きます。
当院では、ポキッという音を伴う矯正だけでなく、音の出ない"関節モビライゼーション"や、筋肉の緊張を緩めた上で関節矯正を行う方法も採用しています。これにより、関節の固さが原因の痛みに対処します。

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これらの3つの施術を組み合わせる理由は、それぞれが異なる部位や原因に特化しているためです。

・筋肉や自律神経の問題には"鍼灸"
・内臓や脳の問題には"整体"
・関節の問題には"カイロプラクティック"

例えば、深部の筋肉が原因の腰痛には鍼灸を、内臓や自律神経が過剰に働きすぎている場合には整体を、腰骨や骨盤の関節が固まっている場合にはカイロプラクティックを適用します。

このように、痛みの原因がどこにあっても的確に対処できる施術方法を選択することで、慢性痛を効果的に改善することが可能です。トリプルケアによって、根本から痛みを取り除き、再発を防ぐことを目指します。

ご予約後から実際の施術の流れ

①予約・WEB問診票の記入


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ご予約後、メールが届きます。その後、指定のURLからWEB問診票を記入します。問い合わせをご希望の方は公式LINEを登録してご質問ください。





②ヒアリング


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当院で患者様に寄り添った施術を行うためにヒアリングを重視しています。痛みを出す身体になってしまった原因のほとんどは過去からの日常生活の中にあります。20年前に転んで捻挫をした足首が原因で腰痛を引き起こすこともありますので思い当たることがありましたら、なんなりとお話ください。




③検査


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ヒアリングで集めた情報をもとに検査を行います。検査は全身の歪みを把握するところから始まり、骨盤、背骨が正しく動くのか、内臓は硬くなっていないか、自律神経は正常なのか等、細かくみていきます。




④説明


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検査の結果を骨格模型やホワイトボードを使ってお伝えします。身体の話は難しいことが多いですが、できるだけ簡単に分かりやすく説明させて頂きます。





⑤骨格の矯正


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骨盤や背骨は家で言う土台と大黒柱です。土台と大黒柱が歪むと家は崩れてしまいますが人の身体も同じです。その為、まずは身体の土台となる骨盤や背骨の歪みや動きの悪い関節を矯正します。※⑤~⑦は検査により順番が入れ替わることがあります。




⑥自律神経への整体施術


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自律神経は筋肉や内臓が正常に働く為に必要な器官です。自律神経が乱れると痛みを感じる神経が興奮してしまい、痛みを感じやすくなります。慢性痛の方は長くストレスにさらされている為、自律神経の調整が不可欠です。※⑤~⑦は検査により順番が入れ替わることがあります。




⑦筋肉への鍼灸施術


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骨格や自律神経を正しい状態にすれば筋肉の過緊張は取れるのですが、筋肉や筋肉を覆う膜自体が固まってしまっている場合は直接、刺激を入れる必要があります。鍼灸施術は身体の奥にある筋肉まで届くためマッサージではほぐれにくい筋肉も緩みます。※⑤~⑦は検査により順番が入れ替わることがあります。




⑧再検査


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施術を行った部分が改善しているか再度、検査を行います。この際に痛みの軽減や動きの向上がみられれば次の箇所に進みます。改善が見られない場合は第2候補の原因に対して施術を行います。




⑨治療計画の提示


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本日行った検査と施術の説明と次回以降の治療計画の案内を致します。






⑩お会計と次回の予約


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お会計をして頂き、治療計画に沿って次回のご予約をします。





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