次は痛くなる前に見てもらおうと思います。
平塚市 S.Kさん 男性 47歳
症状:左肩と背中(肩甲骨の際)の痛み
3月中旬に首を寝違えた様で左肩が痛く2週間経っても治らず仕事にも集中出来なくなり、ネットで調べて貴院にお世話になりました。
初めの治療では良く分かりませんでしたが2度目から効果が現れ、3度目では痛みは無くなっていました。
会話も楽しくおもしろい先生です。
次は痛くなる前に見てもらおうと思います。
※個人の感想であり施術効果を保証するものではありません。
ご来院と治療の経緯
左肩と肩甲骨の際の痛みで来院された47歳男性の患者様の症例をご紹介します。
S.Kさんは来院日の1週間程前に寝違えてしまいましたが放っておけば治るだろうと思って放置していました。
しかし、だんだんと肩の方まで痛くなってきてしまいどんどんと悪化するばかり、奥様に肩や背中を揉んでもらっても、湿布を貼ってもらっても痛みは取れません。頼みのロキソニンを飲んでも痛みは治まらず仕事のパソコン操作も痛くて全然集中できずに困ってしまい当院に来院されました。
症状は左の肩甲骨の際の上部から下部にかけての強い痛みが何もしていなくてもありました。
また首を前に倒すと痛みが強くなり後ろに倒しても痛い、右に向くと痛みが強いとのことで少ししか動かせず車の運転もしずらいとのこと。
問診と検査の結果から症状が出てから1週間程度だったので、いわゆる寝違えの急性症状として治療を行いました。
また、パソコン操作が多いことから前腕のコリが強いため首の動きを悪くしていると思い、治癒力を高めるツボと共に腕にあるツボに鍼をして首を動かしてもらうと施術前よりも痛みが軽減し首も右に回しやすくなりました。
施術直後の痛みの軽減は2割程度でご本人は半信半疑な感じでしたが、5日後に2回目の施術に来て頂き様子を伺ったところ、施術後、家に帰ってからまた痛みだしたそうですが、その3日後くらいから痛みがかなり軽減されたとおっしゃっていました。
2回目の施術も前回と同様な処置を行い、1週間後の3回目の治療に来られた時には肩甲骨の際の痛みはなくなりパソコン仕事も痛みを気にせずできるようになったと喜ばれていました。
1回目の施術後の後に痛みが出てきたということでしたが、これは炎症がある症状によく診られることで一種の好転反応です。炎症というと悪いイメージを持たれますが炎症は身体を治す為の治癒反応です。治癒と同時に痛みが出るため西洋医学では炎症を抑えようとしますが、東洋医学では炎症を促進させて治りを早くさせます。
S.Kさんにもそのことを伝えましたので承知はしていたと思いますが、どうやら半信半疑だったようです。
鍼をすると余計に症状が悪化したという話を聞きますが、恐らくは施術者の先生がちゃんと説明しなかったせいで勘違いしているという方がほとんどなんだと思います。
当院ではそのようなことがないようにしっかりと説明のもと患者様と信頼関係ができるように心がけておりますので安心してご来院ください。