治療後は肩こりも頭痛もスッキリしました。
秦野市 S.Kさん 女性 58歳 主婦
症状:肩こり・頭痛
肩こり、頭痛でつらくて病院に行きました。
処方された薬を飲みましたが良くならないので友達に紹介された針に行きました。
針は初めてなので不安でしたが思っていたより痛みもなくて治療後は肩こりも頭痛も治りすっきりしました。
今では週一回体のケアに行っています。
※個人の感想であり施術効果を保証するものではありません。
ご来院と治療の経緯
頭痛と肩こりで毎日ご飯を作るのがつらいと悩んでいたS.Kさんの症例を紹介します。
S.Kさんは当院に来られる3か月前から朝起きた時に首や肩に重いものが乗っているような感覚がしていて気分がすぐれずにいまいした。特に夕方になってくると頭が締め付けられるような頭痛に襲われて気持ち悪い中、旦那様のご飯を作るのがしんどく毎日、これをやらないといけないのかと思っていたそうです。
いよいよ頭痛に耐えられなくなったS.Kさんはかかりつけの内科に行って痛みどめのお薬を処方してもらいましたが、薬を飲んでも一向に症状は変わらずに困っていました。そんな時に趣味で通っている水墨画のお友達から「私も頭痛と肩こりひどかったけど鍼をやったら良くなったよ」という話を聞いて当院へ来られました。
施術当日も頭痛と肩こりでしゃべるのもしんどい感じでした。
問診票を記入して頂き、肩こりや頭痛が出始めた経緯を伺っていると頭痛や肩こりがひどくなりはじめた3か月前から水墨画を始めたようで特に最初の1か月は毎日2時間ほど没頭して絵を書いていたことが判明しました。
検査のため身体に触れてみるとやはり首や肩、肩甲骨の際がカチカチに張っていました。また舌とお腹、脈を診る検査をしてS.Kさんの体質を調べてみると食べ過ぎによって肝臓が疲れてしまい血の巡りが悪くなっていることが分かったため「夢中で水墨画をやってしまい筋肉が疲労し固くなってしまったこと」と「食べ過ぎによって血の巡りが悪くなったことで筋肉に血が行きにくくなって肩こりが治らなくなった」と判断して施術をさせて頂きました。また、頭痛に関しては後頭部や側頭部が痛くなるとのことでしたので過度の肩こりによって引き起こされるもので、肩こりを取り除けば自然と治まると判断させて頂きました。
施術は食べ過ぎにより疲れている肝臓の機能を助けて、S.Kさん自身の治癒力を高めるツボと首や肩こりの強い部分にお灸、最後に腕に鍼をしました。
肩こりなのに腕に鍼をするの?と疑問に思うかもしれませんが腕と首肩はつながっているため腕に鍼をすることで首肩の筋肉の緊張を緩和させることができます。S.Kさんも水墨画で腕に負担をかけていたのですがスマホやPCのし過ぎで腕に負担をかけてしまい、それが原因で肩こりや首の痛みが出るケースはかなり多いです。
腕に鍼をしたまま首を曲げてもらうと施術前よりも首が倒れることにびっくりしていました。
施術後はちょっとしか曲がらなかった首もしっかりと倒せるようになり、頭痛も治まりすっきりした顔になっていました。
その後、間食を控えて空腹の時間を作り内臓を休ませることと、水墨画をしている時は30分に1回は休んで首や肩甲骨の体操をしてもらうことで再発の予防になると伝えました。
S.Kさんは、肩こりと頭痛の予防のため週に1回来られていますが、だいぶ調子が良さそうなので今後は2週間に1回にして頂く予定です。